【ドル円】109.800付近で売り指値。109円台前半まで下落すると予想。ウェッジシグナルが機能するのか。

皆様、おはようございます。

私の地域では、気持ちの良い青空が広がっています。後で少し近くを散策したいような気分です。

さて、まずは金曜日(2021年9月3日)の相場の振り返りから。

先週は政府発表の雇用統計がありました。ドル円相場は、溜めていたエネルギーを一気に放出したような相場になりました。先週予想していたGBP/USD(ポンドドル)とUSD/JPY(ドル円)の相場の動きをまとめてみます。

ドル円相場は、弱い雇用統計の結果を受けて「弱気のウェッジ」をブレイクアウトし、109.600付近まで下落しました。方向感が決まったような気がします。

短期的には、もう一度108円台に下がっていくのではないかと予想しています。今週は、基本的に下目線でトレードしたいと考えています。

ポンドドル相場は、上昇チャネルが続いていましたが、上方向へブレイクアウトしました。ただ、日中の方向感の予想が外れてしまい、1.38250でストップロスを設定していましたので、損切りとなりました。少しストップが浅かったかもしれません。

今週のポンドドル相場は、上昇目線でトレードしたいと考えています。目標値は1.39500です。いい形になっているので、GBPUSDにも注目していきます。

米株の動きも確認してみます。

全て小幅な動きとなり、様子見姿勢が継続となりました。本日(2021年9月6日)は米国株式市場がお休みなので、取引を控える動きになったようです。次の取引日である火曜日(2021年9月7日)は、さらに上昇を狙うのか、調整売りになるのかに注目しましょう。

ドル円のサポート/レジスタンスラインを確認してみます。


本日の予想レンジ: 109.490~110.350
レジスタンスライン: 110.130,110.350
サポートライン:109.490,109.700

ドル円は、レンジ相場が継続しています。トレンドライン(緑)を引いていますが、そこを割ってしまうと下目線へ切り替えです。109円台にもう一度戻る展開を予想しています。

2つのトレンドラインを描画してみると「弱気のウェッジ」と呼ばれるチャートパターンが出現していると考えられます。「ウェッジ」というのは現在進行形のトレンドに対して逆向きに傾斜している形のことです。

下降トレンドの中に現れる上昇ウェッジは、弱気のシグナルと考えられています。雇用統計の結果次第ですが、来週のドル円相場は面白くなりそうです。

では、本日のトレード計画です。

ドル円のチャート分析(USD/JPY)

レジスタンスライン 109.890、110.350
サポートライン 109.600、109.165

ドル円の4時間足を表示しています。「弱気のウェッジ」を下方向にブレイクアウトしていることが確認できると思います。109.500付近のサポートラインを抜けることができるのかに注目です。

デイトレード計画(USD/JPY)

 エントリー・・109.780
 決済ポイント・・109.350(+43Pips)
 損切りポイント・・110.050(-27Pips)

米国が祝日のため、東京時間(アジア時間)、ロンドン時間をメイン取引時間にする予定です。金曜日の流れを引き継いで、109.350程度までの下落を見込んでいます。110.050まで戻ってしまえば、エントリー根拠がなくなりますので、損切りです。

ポンドドルも良いチャートの形になっています。
Snapshot
上昇チャネルを上方向にブレイクアウトしました。フィボナッチエキスパンションを描画しています。基本的なダウ理論で、高値を更新したら買いエントリーをしたいと考えています。

指値買いエントリー・・1.38900
利益確定・・1.39350(+45Pips)
損切り・・1.38450(-45Pips)

雇用統計を受けた流れを引き継ぐと予想しています。素直にトレンドフォローをしていきましょう。

米国株式市場は休場です。ロンドンフィックスを過ぎたら。ボラティリティが急激に低くなると思います。日本時間1:00までには決済する方針です。

では、本日も1日よろしくお願い申し上げます。


FibonacciGBPUSDSupport and ResistancetrendfollowingUSDJPYWedge

安藤光輝
Auch am:

Haftungsausschluss