【USDJPY|ドル円 日足】109.364円を上抜けし、円安加速。112.229円まではあまり押し目もなく上げる可能性も。

ドル円が大きく上げてきて、レジスタンスを突破してきたので再度今後の見通しを投稿します。

前回までの考察は
「関連するアイデア」に載せているので参考にしてください。


なお、以下では4時間足でトレードするならどんな戦略が考えられるか、という視点で見てください。

・移動平均線での分析
まずは上位足(日足)からみていくと
綺麗なパーフェクトオーダーの並びになっています。

4時間足でも2月からパーフェクトオーダーを維持し続けていて非常に綺麗な上昇トレンドです。

ローソク足で分かりにくい時は、
移動平均線だけの表示にしてみるのも一つの手です。

-----ローソク足非表示の方法------
方法としては
チャート左端の「米ドル/円 4時間 」にカーソルを合わせると
「旗印、目のマーク、点が3つ」
が表示されます。
このうちの目のマークをクリックするとローソク足を非表示にすることが出来ます。

表示になおしたいときは、再度クリックすればOKです。
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さて分析に戻りますと
"移動平均線が密集してから上げる"
を繰り返しています。

黒で大きく円をした3カ所ですね
2/9-2/12
2/22-2/24
3/23/3/26

このように移動平均線が密集してからの上げ(もしくは下げ)は大きく上昇する可能性が高いです。

というのも
ここでは上昇トレンドなので
ここでのケースを解説すると
買い方は利益が出ている状態で、利益が出ると一旦利食いしたくなります。(人の心理状態ですね)

なので
一旦下がって、再度上がった時には
「上昇トレンドがまだ続くんだ!」という気持ちが相場全体に生まれ
上昇を繰り返していくことになります。

仮に
利食いが大き過ぎると
移動平均線の位置関係が崩れ、トレンドが転換、もしくはもみ合う展開になります。

今後の見通しに移ると200EMA、90EMAも安定して上げていることから上昇と予測します

ただし、上げ方が急なので一旦利食いの動きは入る可能性も十分あります。


・水平線での分析

上位足である日足では
3/30に一気にレジスタンスである②黒ラインを上抜けしていきました。
よって非常に力強い抜け方と言えます。

価格帯別出来高を元に水平線を引いているので
価格帯別出来高もここで分析すると、


①黒ライン(109.364円)から③黒ライン(112.229円)までのオレンジ部分は価格帯別出来高がほぼなく、”しこり”が残っていません。


直近は
日足では長い上ヒゲ
4時間足では大陰線
をつけていることから、
ある程度の売りも入っています。

ここ1、2日で③黒ライン(112.229円)へ到達するとは考えていませんが。
3日以上、数週間の間に到達する可能性は十分あると予測します。

・出来高での分析

最後に出来高からも分析を加えておきたいと思います。

--------出来高の信頼性について-----
FXは取引所取引ではなくOTC取引(相対取引)です。

株式では
特定の市場で売り買いの注文状況の需給バランスから価格が決まるのに対し

FXのような相対取引では
FX会社が注文を取りまとめて、インターバンク市場(銀行間のマーケット)に注文を流します。

よって、出来高はFX会社ごとに計算される為、株式より信頼性は劣ると考えられます。

しかし、一定程度の注文量があるFX会社ならFX相場全体の出来高を反映するので利用に値します。

少なくともTradingViewで出てくるFX会社はある程度の注文量があるので出来高の信頼性はあると考えています。

これは価格帯別出来高も同様です。
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さて分析に戻りますが

通常、大きな上昇トレンドを描く際は出来高が伴います。
これは売り買いが活発に行われて売り方の買い戻しも巻き込んでどんどん上げていくからです。(出来高部分の赤丸)

ところが
3月後半からの上げ相場では出来高が少なくなっています。

通常出来高が上がらず、価格が上昇する場合は、価格は上昇しつつもプロ投資家は手仕舞いしていく段階と考えられています。

ただ、今回はほぼ価格帯別出来高がないところなので
売り買いが活発にならずともスルスルと上昇していっている可能性も高いと感じます。

その点も頭に入れておくと良いかもしれませんね。


まとめ

急激な上昇による短期的な利食いは入る可能性はあるものの、
数日から数週間の間に③黒ライン(112.229円)へ達する可能性は十分にあると予測しています。

ただ、
出来高が少なくなっていることも頭の片隅に入れておくと、良いのではないでしょうか。

本日の分析は以上です。ご覧頂きありがとうございました。
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