【EURUSD】相場分析20200823 上目線継続/注目は日足押し安値1.1713付近/ロング・ショート双方のシナリオ解説

【サマリ】
先週3回目のチャレンジでついに1.19超えを果たしたユーロドル。
その後下落しましたが、ダウ理論的には引き続き上目線を継続。
来週のシナリオについて、ロング・ショート(短期ショート)双方の可能性を解説します。

【詳細】
長期足の確認による環境認識です。

<長期足>
週足
6/22週以来の陰線となって終了した先週ですが、今までの上昇幅からすると、大した下落ではないことがわかります。
また下ヒゲからも引き続き強い買い支えが入っていることが伺えます。

Snapshot

<中期足>
日足
日足で着目しているのは1.1713付近に引いた青の水平線。
このラインが直近の高値を作った押し安値であり、ここを下抜けるまではダウ理論的には上目線です。
よってまだまだ買いが入ってくるゾーンであるということを意識しておく必要があります。

Snapshot


4時間足
1.19超えから3波(赤い波の1-3)で下げてきたところで先週は終了となっています。
加えて、日足の20MA(ピンクの丸点線)を下抜けてリターンムーブの動きを見せていることにも着目です。

以上を踏まえて来週のシナリオを考えます。

<今後のシナリオ>
1. 上昇
まず一つには、赤の下降3波で直近(C)から1.19を更新した上昇の調整が終了し、再度上昇していくシナリオ(緑の1-5波)。
日足のところで述べた上目線とも方向が合っており、ロングを狙っていきたいところです。
ただ、一つ注意しておきたいのが、直近下げてきたことによる戻り売りを狙っている勢力も一定数いるということ。
シナリオ#2でも解説しますが、赤の下降3波が、下降5波の途中であり、ここから5波が始まっていくという流れも十分に想定できます。つまりそれを狙って売りを仕掛けてくるトレーダーたちの存在も意識する必要があるのです。
上昇の流れに乗ってロングを仕掛けていく場合には、この売りを狙っている勢力が下目線を諦めそうなところから狙っていくのがポイントです。
この場合、安値(3)が切り上がるのを確認してエントリーを仕掛けるといったことや高値(2)を上にブレイクしたところで仕掛けていくということが考えられます。

2. 下降
上記で触れたように、赤の下降3波は下降5波の途中であり、今後4-5波と下落していくシナリオ。
この流れに沿ってショートを狙っていく場合、日足レベルでは上目線という事実に逆らったエントリーであることと、下に控える青の水平線や月足下降トレンドラインでの反発可能性を考えると、スイング観点ではあまり良いR&Rが期待できません。狙うのであれば短期デイトレで5波だけを狙うといった工夫が必要です。
Chart PatternsElliott WaveEURUSDTrend Analysis

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