イーサリアム(ETH)はレンジ相場を遂に突破し上昇チャートの形成を始めている、今後の価格はどうなるのか?-12月21日チャート分

12月7日に底値を更新した仮想通貨イーサリアム(ETH)は長いレンジ相場を経由し、遂にレジスタンスラインを突破、相場は新たな価格帯へ移っています。多くの仮想通貨市場が上昇相場の形成を始めている中、イーサリアムも今後更なる上昇をみせることができるのでしょうか?チャートを確認していきます。

強力なレジスタンスラインを突破した仮想通貨イーサリアム(ETH)は高い出来高を伴い、新たな相場へ
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ETH/BTCの2時間足チャートをみていきます。12月17日に12月16日以降から形成された下降トレンドラインを突破したETH、12月19日には大陽線を連ね、11月23日から12月8日までのレンジ相場にてサポートラインとして機能していた0.028BTC台で一度大きく反落を見せてしまいます。しかし本日12月21日には再び大陽線を形成し、遂に0.028BTC台を突破することに成功しました。

強力なレジスタンスラインを突破することに成功したETHは、これまでのETHチャートと比較して出来高も高いものになってきており、ETHチャートが大きく動き出してきていることがわかります。また12月19日からの上昇により、長く上回っていた20日移動平均線も突破することも確認され、今後のETHは上昇チャートを形成する可能性が高まってきていることがわかります。

一つ目のレジスタンスラインを突破したETH、今後は0.028BTC台をサポートラインとして、11月23日からのレジスタンスラインである0.0294BTC台を突破していきたいところです。

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ETH/BTCの日足チャートをみていきます。12月19日以降上昇チャートの形成を始めたETH、中期移動平均線も遂にベクトルを上方向へ傾けており、トレンドが転換する可能性が高まってきました。ETHの売り注文量も12月7日の底値更新後、継続した解消がみられており、現在の上昇チャートは売り注文が解消されていることにより形成されたものということがわかります。

今後も継続した上昇チャートを目指していきたいETHではありますが、複数の不安要素が残ります。本日12月21日にレジスタンスラインである0.028BTC台を遂に突破し、次に突破していきたい価格帯は11月25日につけた上値、0.0294BTC台ということになります。しかし今後のレジスタンスライン近辺には一目均衡表の雲が広がる見通しとなっており、更に5月21日以降の下降トレンドラインも位置しています。

そのため今後の上値は非常に重たくなる可能性があります。対して注文比率では売り注文量の解消こそみられているものの、買い注文料の上昇には至っていません。そのため今後重たくなるレジスタンスラインを突破するには少し力強さが足りない印象を与える相場となります。まずは0.028BTC台をサポートラインとして、しっかりと買い注文量を貯めていきたいところです。
Chart PatternsTrend Analysis

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