どうも、猫飼いです。今日は皆さんに、僕が11年以上使い続けているTradingViewと、そこで活用しているストラテジーについてお話ししたいと思います。TradingViewって、正直、プロだけが観ていた先物やオプションの情報を個人でも簡単に手に入れられる、すごいツールなんですよ。僕が勝ち続けている理由のひとつでもあります。実は、12年前まではCQGというプラットフォームを使っていたんですが、今ではTradingViewさん(というか様って言ってもよい)に切り替えて、その情報をフル活用して手法を組み立てています。
たとえば、米国債の利回りなどのプロ向け情報が、個人でも数千円で手に入るなんて、ほんと感謝すべきですよね。トレーダーにとって、TradingViewは商売道具そのものです。でも、なぜか日本ではなかなか普及しない。理由は簡単。日本のトレード講師たちが使いたがらないんですよね。なぜかというと、彼らはインジケーターや自動売買、情報商材を売るのが目的だから。TradingViewのようなツールが広まると、そういった商材を売るのが難しくなる。だから普及してほしくないのかなとさえ思っちゃいます。
僕の考えとしては、トレードは立派な「職業」だと思っています。だからこそ、職業訓練校のような環境で学ぶことが必要。でも、情報商材やインジケーターをわざわざ買う必要はないと考えています。特に、しっかりしたツールがあれば、ほとんどの情報は自分で手に入れられるんですから。
さて、今週の相場についても少し触れておきましょう。今週は祝日や指標が多く、そして満月の翌日からドルが反転する傾向があるので、その点に注意が必要です。特に、FOMC(連邦公開市場委員会)の前後では、相場が荒っぽく動くことが予想されます。さらに、日銀の金融政策発表も控えているので、慎重に様子を見た方がいいかもしれませんね。でも、こういう時こそ、しっかりとトレードアイデアを立てておけば、FOMCをやり過ごした後に次のトレードにスムーズに移行できます。
今のところ、ドル円の先物は137.76円まで低下しています。そして、オプションが設定されている142.25円から143.00円のレンジで戻り売りを仕掛けることができれば、かなりの利益を出すチャンスがあります。FOMCで急落した後に一気に143円まで戻る可能性も十分考えられますから、監視できる人なら、売りでも買いでもどちらかでチャンスを掴めるかもしれませんね。
ここで、トレードが漁業みたいだなと思う瞬間があります。相場が動くのを待ちながらチャンスを狙う。逆に、普段の相場は農業みたいな感覚です。地道に手入れをして、結果を出すタイミングを待つ。どちらにせよ、相場を読みながら、正しいタイミングで仕掛けることが大事なんですよね。
さて、僕が公開している無料のインジケーターを使ったFTNストラテジーについても少しお話ししておきます。だれでも使える無料インジケーターを組み合わせたもので、TradingViewを使えば、インジケーターの検索や導入は一瞬で完了します。使い方も簡単なので、ぜひ参考にしてみてください。
FTNストラテジーに必要なインジケーターはこちら:
- Moving Average(800, 200, 144, 62)
特に、144と62のMAは直近の値動きに反応しやすいように、パラメーターをExponential(指数平滑移動平均)に設定しています。
- MACD Divergence
逆行現象をキャッチして買い手と売り手の優劣を判断しエントリーポイントを絞り込みます。
- Supply Demand
サプライゾーンとデマンドゾーンを視覚的に確認できるので、トレンドの転換点を狙いやすくなります。
- Better Volume
ボリューム(取引量)から相場参加者のセンチメントの強弱を測るために使います。
- Heiken Ashi smoothed
トレンドの転換性を判断するために役立ちます。
これらのインジケーターを使って、僕らがトレードアイデアを立てるとき、チャートから得たい情報がいくつかあります。オシレーター系のインジケーターを使わない理由も、プロとしての実践重視の考え方に基づいているんです。僕たちは、シンプルかつ効果的な手法を追求しているので、必要な情報を得るためにこれらのインジケーターを活用しています。
今回お話しした内容を踏まえて、皆さんもぜひ相場の動きをしっかりと見極め、次のトレードに役立ててください。それでは、良いトレードを!