世界の主要債券市場から状況を判断する

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15:31 2018/10/28記載

   日本・アメリカ・ドイツの10年債利回りを見ると、下落傾向にあります。特に日本国債10年利回りを見ると、さらなる下落の可能性が考えられます。印象深かったのが、だいたい10月5日をピークとして下落していることです。なお、5日より米10年債と2年債の利回りの差も縮まっているのがわかります。そう考えると、債券市場から見てもリスクオフの状況にあるのでは?と考えています。もし、週足レベルで下落に転じるのであれば下落余地は相当ありそうです。なお、主要株価指数もこの頃から下落に転じています

~日本国債10年利回り~
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・火曜日から利回り急落
・水曜日木曜日は特に大陰線で下落している
・金曜日は実体の短い十字線で反落の可能性は否定できない
・日足バンドはヨコヨコから発散か?
・-2σをしっかり下抜けバンドウォークの可能性
[週足]
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・これまで週足+1σ~+2σのラリーだった
・+1σを実体でしっかり下抜けている
・もしこのまま-2σを目指すのであれば下落余地はかなりありそう

~米10年債利回り~
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・先週は上値が重い展開
・日足バンドはヨコヨコ
・+1σから-1σに一気に下落している
・-2σを目指す勢いか?
[週足]
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・週足バンドは発散から上向きもしくはヨコヨコ
・9月3日週足より機能してきた5週平均線を下抜けている
・+1σ付近で引けたことから、このまま下落か+1σ~+2σのラリーかは判断しがたい
・もしこのまま-2σを目指すのであれば下落余地はかなりありそう

~米10年債利回りと2年債利回りの差~
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・10月5日より差が縮まっている


~ドイツ10年債利回りとイタリア10年債利回りの差~
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・日足バンドは上向き継続
・10月5日より+1σ~+2σのラリーだったのが、だんだんと+1σを割り出している
・ドイツ10年債利回りはその10月5日より下落傾向
Trend Analysis

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