6営業日連続で続伸したナスダック100先物、次週はレジスタンスラインに挑戦するか?

Aktualisiert
■今週の振り返り
今週のナスダック100先物は、前週金曜日のISMサービスが50割れの弱い結果以降、6営業日連続で続伸となった。
CPIも予想一致で鈍化で、インフレ減速+景気減速が重なったことで
売り圧力となるサプライズがなかったことも今週の要因か。


チャートはEMA25が上向きに転換、EMA75も横向き。
ごく短期的にはいい12月下旬の水準(フィボナッチ38.2%付近)を上抜けていていい兆候である。

【次週のシナリオ】
①上昇継続の場合

フィボナッチの61.8%を抜ければ、2022年からずっと続いてるレジスタンスラインに到達する。
これまで売り込まれていたポイントなので、今回も売り圧力が高まる可能性はある。
また11月~12月の上値ゾーンでもあるため、ポジションが溜まっている可能性は念頭に。

このレジスタンスラインを上抜けられると、トレンド転換と見て光を見出す人は増えやすい。

②反落、下落する場合
反落する場合は、フィボナッチの38.2%→23.6%とどこで止まるか見定め。
23.6%は6/16安値付近なので、ここらで反発するかが確認ポイント。
今週は6/16安値が支持線となったので機能するかどうか。

また、反落で下落が続いてしまうと三尊天井の形成に向かうため注意。
三尊天井を完成させるか、否定するかは引き続き紫ボックス圏のゾーンで試される。

反落する場合はレンジ推移継続の可能性も見えてきますね。

材料
(a)CPIは減速したものの、Fedが利下げ転換するほどの水準には至っていない。

(b)Q4決算の行方次第
決算シーズンが始まったばかりなので、これから主要企業の決算発表がある。
悪材料となるか、通過できるか要確認。

株価が上がるほど、ネガティブな材料が出たときの売り込まれには注意していきましょう。
Anmerkung
SPXの節目4,000を実体で上抜けられるかどうかが週明けの焦点。
ここで売り込まれるとナスも反落か。
Trend Analysis

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