短期トレードにおける手数料に関する考察

短期トレードのパフォーマンスを上げる最も有効な方法を聞かれたとしたら、
必ず手数料の安いプラットフォームまたは銘柄を選ぶといいます。

GBPJPYを例にすると、年間100回トレードすると想定した場合、
以下のような感じになります。
・海外PF:平均5pipsスプレッド×100回=500pips分の手数料
・日本PF:平均0.9pipsスプレッド×100回=90pips分の手数料
つまり、差分は410pipsになるわけで、大きめな波動を一つ取れたに等しいですね。

それでは、本題に入りますが、こちらが色々調べた人気な銘柄の適正スプレッドを紹介します。

■株価指数
・SP500
 ①CME先物:$4.5片道ですが、1ティックが$12.5なので、1ティック以内
  しかし、国内では楽天証券しかできなくて、かつドル建て口座なので為替リスクもある
 ②国内店舗CFD:GMOなどが代表になりますが、3ティック
  しかし、国内店舗CFDの株価指数のレバレッジは最大10倍で、資金効率が悪い
 ③くりっく株365:SP500はないですが、ダウとNASDAQは3-5ティック
  しかし、別途30円片道の手数料が発生しますが、レバレッジが40倍程度がある

・日経平均
 ①日経・TOPIX先物:¥22~50程度ですが、1ポイントは¥100なので、0.44-1ティック
  しかも、レバレッジ20倍程度で、SBI証券では条件付きで最大40倍までできる
 ②国内店舗CFD:3-5ティック
 ③くりっく株365:5-8ティックがかかる上、片道¥150以上の手数料が別途必要
  基本的には、日経ミニと同じものに対して¥1000程度の手数料がかかるということになる
  手数料重視するなら、検討する余地がない商品になる

■GOLD
 ①CME先物:$6(標準)片道、1ティックが$10なので、1.2ティック
 ②国内店舗CFD:4ティック程度でレバレッジ20倍
 ③東京金:¥350程度片道なので、1ティックが¥1000なので、約0.7ティック
  しかし、GOLDUSD×USDJPYのようなもので、GOLDとドル円が逆に動いた場合、
  歪なチャートになる

■FX 省略、国内の知名PFを選ぶと良いでしょう

■株価指数の代替銘柄
株価指数のボラティリティが高くて、最小単位でもリスク管理が難しいこともあるでしょう。
それで無理せずに、リスク選好度の観点から、豪ドルは相関関係が高いといえます。

総じて、AUDUSDでもいいですが、AUDJPYのほうが、日米の株価指数との相関性が高いです。
それに、スプレット0.6程度で、1000通貨からできるので、初心者はそちらが慣れてから、
株価指数をやってもいいかもしれません。

以上です、良い週末をお過ごしください♪

Beyond Technical Analysis

パンチョ
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